加圧トレーニングとは、特殊なトレーニング法で、ごく短時間で身体を鍛えられたり、あるいはダイエットして体重を落としたり出来る画期的なトレーニング法のことです。
加圧トレーニングとは、特殊なトレーニング法で、ごく短時間で身体を鍛えられたり、あるいはダイエットして体重を落としたり出来るトレーニング法のことです。
加圧トレーニングは、佐藤義昭氏が40年もの長期間にわたる研究の末にようやく完成させた世界初の画期的なトレーニング方法なのです。
加圧トレーニングの『加圧』とは、上肢や下肢の付け根の部分に血流制限を施すことにより(専用のベルトを締める)、血中の圧力を高めるから加圧トレーニングと呼ばれるわけですね。専用のベルトによって、『加圧』をすることにより、実際には軽い運動をしていても、激しい運動と同様の運動効果が得られるようになるわけです。
今でこそ、その根拠は現代では医学的・科学的にも解明されていますが、もともとは佐藤義昭氏がほとんど勘みたいな理論と経験をもとに、みずからの身体を使って研究を重ねていったと言われています。
佐藤義昭氏はもともと筋肉が大好きでボディビルダーに憧れていました。
自己流のトレーニングで筋肉を鍛えていたわけですが、ある日、お寺で長時間正座をしていて脚が痺れたことがありました。誰でも一度は経験がありますよね。佐藤義昭氏は、
その時に気付いたのです、この痺れは、カーフレイズと呼ばれるふくらはぎの筋肉を鍛えるトレーニングをやったときと同じでは無いかと。
つまりは、知らぬうちに正座によって血のめぐりが圧迫されて『加圧』されていたというわけですね。
さっそく自転車のチューブなどで脚の付け根を縛ってスクワットなどを試してみたところ、通常以上の効果を得られるということがわかりました。
「血の巡りがよくない」というのは実際、不健康なことではありますが、それは通常時の場合の話であって、たとえば、なにもしてない時に永続的に血の巡りが悪ければそれは完全に不健康ですが、正座をしたり、ベルトでしばったりして一時的に血の巡りを止めるのは不健康なことではありません。
むしろ、ベルトを外したときの血行増進にも繋がることも考えられます。
加圧トレーニングを実施する場合の注意点について述べます。ベルトをキツク締めすぎたり、長時間締めすぎたりするのはやはり身体によくないので注意が必要です(加圧トレーニング指導員の方や説明書の注意書きなどをよく読みましょう)。
ベルトは、もちろん初心者用の軽い物から、極限を目指すプロ用のものまで種類がありますから、とりあえず最初は初心者用のものなら、やりすぎで身体に害を及ぼすこともないと思います。
ただ、加圧トレーニング専用ベルトは少し値段も張りますので(数万円程度)その辺はご注意ください。
入門用の書籍などは1000円から買えますので、興味をお持ちになりましたらまずそちらを試してみるのは如何でしょうか。